青い空、白い雲、南の風、黄色い手帳

はてなダイヤリーの移行版

ごみの輸出

テレビで、驚くべきニュースを知った。

日本が他国(中国や東南アジアなど)にプラごみを輸出しているという話である。

確かに、我が町でも廃プラは別途回収される。

適切に処理されるものと思っていた。

どういう経路で、プラごみが輸出されることになるのかは知らないが、自分のごみを他人の庭先に捨てるようなものである。

この光景、どこかで視たものと似ている。

東日本大震災の除染作業で出た土砂の山積みの風景。福島原発の汚染水のタンクの風景。原発に頼ってきた多くの人々。

米軍基地を沖縄に集中している状況。

自分たちだけいいとこ取りをし、処理できないものを、他へ押しつけるのはどうかと切実に思う。

自分さえよければ、他はどうでもよいという利己的な発想。

豊かさとは他人の犠牲の上に成り立つなのか。そうではなはず。宇宙とか、戦争とか、そういうことに知恵やお金を使うのではなく、もっと身近な生活を改善することに多くの労力をつぎ込みたい。

自分にはそのような知恵やお金もないが、せめて、自然のサイクルに準じた生活をするようにしたいと思う。