ある若者が仕事を辞める。希望に燃えて入社した若者をたった3ヶ月で辞めさせるような事態に追い込んでしまう企業体質に問題がある。世間は若者の気質や学校のキャリア教育を問題視するが、どうもその若者の話を聞いていると、原因は企業の職員育成体制にある。
そこは、皆がよく知っている企業である。古くからある企業だ。古い会社だが、業績が伸びているわけではない。古い体質を維持している。上司が根性論ばかり振りかざし、今時、当たり前にされていると予想される若手の育成ノウハウがない。バカ上司が若手のモチベーションをひたすら叩きつぶしている。
上が時代に学ばない企業体質が問題である。
今の若者や教育が問題ではない。バカ企業、バカ上司が問題なのだ。